雨音

部屋にいるときの
雨の音。しのつく雨音
ザワザワする雨音
爆音みたいな豪雨

全部、大好きなサウンド
ただ一歩外に出ると
一滴足りとも濡れたくない
いつでも僕はそんな感じだ

まぁそれはいい
一滴も濡れたくないのは
本当にそうなんだけど
嵐。そんなときは

両手を広げたい
大切なギター
大切なものは濡らしたくない
僕、独り

海外でたくさん経験した
独りだったら
もう生きてはいない
いくつかの嵐を経験した

様々な色模様
いくつの嵐、それは
嵐の最中、誰かが
僕を助けてくれた

感謝を学んだ
海外。今はこう思う
国境はない。故に
やって来い、やって来い

我を忘れる時。やって来い
国境を超えた嵐
あまりにアナログな
社交辞令なクソみたいな挨拶

まずはそこを越えよう
僕はライブ、生きる姿を
ステージで鳴らす
ライブってその瞬間

その瞬間の生でしかない
生々しくそのまま