検察官と僕 その2

2度目の酒気帯び運転で捕まり
初めは罰金
他県に引っ越すと
罰金から裁判へ変わり

裁判当日、国選弁護士
「裁判官は一度目の公判で
終わらせる意向です
変な発言は控えてください

裁判中は右側に立つ私にも
左側に立つ検察官も見ないこと
正面の裁判官だけを見てください」
そんな注意事項

弁護士に連れられて
傍聴席側の入口ドアから法廷へ
まさにまさにテレビドラマの
裁判のロケセットと同じ！

ロケセットではなく法廷だけど。笑
正面に裁判官、左側に検察官
あ、検察庁で僕に再調書をとった
あの検察官だ。弁護士は右側に向かった

そして裁判が始まった

裁判官が罪状を読み上げる
「被告人、間違いはありませんか」
間違いありません。
すると検察官がいきなり

「この被告人はこれまでに
数々の引っ越しをくり返しており
社会的責任能力がないものと思われます！」
はっ？何言ってんのこの人…

しかし検察官の方を見てはいけない
「よって実刑１年を申し立てます！」
酒気帯び運転はともかく
たくさんの引っ越しは罪なのか？！

「被告人、それにたいし弁明を」
と裁判官。弁明？？？
裁判官はじっとこちらを見ている
僕の地元は田舎で、幼少期から

遠くに霞んで見える山を見ると
あの山の向こうには
どんな町があるのか
行きたくて行きたくて興味があって

大人になったら色々な土地
様々な街を巡り暮らしたい
それが幼少期からの僕の夢で
今もその夢を叶え続けています

「いいですね〜、そんな夢
私も１度は
そんな暮らしをしたいものです」
と弁護士。なんだこの展開は

結果、一度目の公判では
裁判官は判決を出さず
二度目に繰り越すことになり
僕が夢を語った故に

裁判官には《変な発言》となり
二度目の公判で
執行猶予4年、実刑半年
裁判が終わり弁護士と退出

恐る恐る、弁護士に尋ねた
お金はどれぐらいかかりますか？
「１番軽い刑が罰金です。今回
執行猶予付実刑判決が出た為

罰金はなく
お金は一切かかりません」
裁判費用とかもですか？
「はい、一切かかりません」

やったー！！！！！
思わず弁護士の手を握りしめそうになった

#検察庁法改正案に抗議します
何か僕は腑に落ちなかった
たくさんの芸能人やメディア
テレビで大々的に報道したり

ならばなぜ食の危機である
種苗法改正案に一切触れないのか？
そしてスーパーシティ法案
なるほどね、いつもの手口

種苗法改悪案、スーパーシティ法案
それらに目を向かせない為の
コロナに検察庁法改正案
雑誌やテレビで騒ぎたて

ご苦労なことだな。笑