サイケデリックでも生きてゆける 奇妙で愉快な感じでね ヽ(*´▽)ノ♪


革ジャンを着ていて
丁度よく心地よい
昨夜、琴似からすすきのに
地下鉄で移動した

移動する前の日暮れ前に
バスに乗り
山の上病院に向かった
病院の駐車場から

紅葉に染まる街を展望した
今年は会話は
できないかもしれない
病室に向かった

あんが僕を見て笑った
久しぶり!僕は言った
聞き取りにくいけど
かろうじて会話はできた

リハビリの先生がやって来た
言語専門のリハビリの先生
先生が言うには、会話することが
最もよいリハビリらしい

先生はあんに
「今日は私からの
リハビリはいりませんね」
そう言ってにっこり笑った

僕はあんの両腕をマッサージ
思ったより筋肉に弾力がある
ただまったく動かない
肉体は生きようとしている

「きもちいい」
ゆっくりとあんは言った
「ありがとう」
そんな言葉いらないのにな

陽が沈む頃、あんは
うつらうつら
あん、また会いにくるよ
じゃあね

すすきのに移動して
朝方までロック・バーで飲んでいた
ここ数日の話しをした
ありがたいばかりだ

今は札幌駅前の喫茶店
すっかり陽が沈んだ
あと少ししたら
新千歳空港に向かおう











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